令和5年(2023年)千葉県公立高定員数削減の影響

8月17日に令和5年度(2023年)千葉県公立高校の定員数が発表されています。そのうち普通科の定員数が削減される高校は、以下のようになっています。

令和5年度普通科定員数削減の高校一覧

昨年度に定員割れを起こしている高校は、定員数が削減されても、それほどの影響は無いと思います。ただ、これらの削減高校のうち、「松戸高校」「四街道北高校」「市原八幡高校」は、昨年度(令和4年,2023年)において、定員割れを起こしておらず、令和5年度で1クラス削減となると、倍率が高くなるために、今年の倍率がどのようになるのかは、読みづらい状況だと思います。

令和4年度の削減高校の倍率

特に松戸高校は、令和4年度の定員数240名に対して、285名が受験しています。(倍率:1.19倍、全体53位)
もし、これが1クラス定員が減り、定数200名だとすると、倍率が1.42倍となり、偏差値が60以上の普通科と同じような倍率になってしまいます。(2023/1/27追記:1/26発表の進路希望調査における倍率)
同様に、四街道北高校も280名に対して、319名が受験しています。(倍率:1.14倍、全体60位)
こちらの高校も1クラス削減となると、同様に倍率が高くなります。
この2高についての受験を検討されている方は、この定員数削減の影響を十分に考慮しておくことが必要になると思います。特に、松戸高校と四街道北高校は、女性の受験者が多い(大体1:2で女性が2/3程度)ため、女性の受験生の方にとっては、悩みどころかと思います。
(2023/2/21追記:2023年度の松戸高校普通科は、1.35倍(1.19倍)、四街道北は、1.20倍(1.14倍)とやはり2高とも倍率が上がっています。特に松戸高校は、40名定員が少なくなり、顕著に倍率が上がってしまいました)

コメントする

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA