2023年度 千葉県公立高校 2次募集合格数を考えてみる

3月15日に千葉県公立高校の2次募集の合格発表がありました。前々回のブログで2023年度は、二次募集への志願者数が昨年と比べて100名以上増加しており、定員数を超えている高校もあることを書きました。また、前回のブログでは、二次募集の試験科目について書いてみました。特に欠席日数は審議の対象になることが各高校記載されていませひた。
合格者数を見てみると、定員割れをしている高校であっても志願者全員が合格しているわけではありません。
定員未満の受験者数であるにも関わらず、不合格者が出た高校は、9高あります。

高校名募集人数受験者不合格者偏差値
42名9名1名40
船橋北60名15名1名42
浦安南109名12名2名39
鎌ケ谷西66名25名2名42
成田西陵 園芸科32名2名1名41
大網 生物科学科13名3名2名38
館山総合 海洋科33名3名3名40
君津 園芸科7名1名1名36
君津青葉43名3名1名40
受験者数が定員未満であったが、不合格者が出た高校

不合格者が出た高校は、偏差値が40前後であることから、面接もしくは欠席日数においての審議において、不合格とされたのではないかと思います。このあたりは、一次試験と異なる、得点の開示請求ができるかどうかは、いまいち不明ですが、3月17日に発表されたように開示請求がきっかけで、採点ミスが見つかったりすることもあるようですので、もし不明なことがあれば、千葉県教育委員会に問い合わせをしてみるのも一つの方策だと思います。

また、逆に前回のブログで記載をした船橋二和は、募集人数17名に対して、受験者全員の18名を合格としており、定員より1名増えています。定員数を超えていた犢橋高校は、募集人数6名と同じ6名を合格としており3名の不合格者が出ています。このあたりのルールは、少し分かりにくいですね。

高校名募集人数受験者不合格者数
犢橋6名9名3名
船橋二和17名18名0名
成東 普通科7名10名3名
二次募集の倍率が1倍を超えていた高校

さらによく見ると、成東高校の普通科は、3名の不合格者を出していますが、理数科に受験者がいなかったのですが、2名の合格者が記載されています。ここから分かることは、普通科から理数科にスライド合格している人が2名いるということです。

これらを勘案すると、二次募集は、前段の定員割れしていたが不合格者が出た高校(不合格者総数:14名)+犢橋高校の3名+成東高校で理数科にスライドできなかった1名の合計18名が不合格になってしまったということになります。18名の方が、私立高校であったり、または最後残る定時制高校への入学ができることを祈っております。

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