3月13日(月)に千葉県公立高校の2次募集の学力検査試験が実施されます。前回までのブログで書いてきたように2023年度は二次募集で倍率が1倍を超える高校が出てきています。では、2次募集の試験科目って何? と思う方もいるかと思います。二次募集の試験科目は、面接と作文になっています。
各高校の二次募集要項は、以下のようになっています。
だたし、各高校により、配点が異なっています。
高校名 | 調査書 | 面接 | 作文 | 審議対象となる 出欠の記録 |
我孫子 | 135点 | 30点 | 70点 | 3年間の欠席日数が20日を超える場合は、審議の対象とする |
成東 普通科 | 135点 | 30点 | 40点 | 3年間の欠席の合計が30日以上または第3学年の欠席が10日以 上の場合は,審議の対象とする。 |
千葉工業 電気科 | 135点 | 90点 | 90点 | 3年間の欠席数の合計が30日以上ある場合は、審議の対象とする。 |
犢橋 | 320点 | 50点 | 100点 | 3年間の欠席日数の合計が30日以上の場合は、審議の対象とする。 |
船橋二和 | 135点 | 70点 | 30点 | 3年間の欠席日数の合計が30日以上の場合は、審議の対象とする。 |
松戸向陽 | 185点 | 100点 | 40点 | 各学年において欠席が10日以上ある場合、または3年間の欠席の合計 が20日以上ある場合は、審議の対象とする。 |
犢橋高校は、調査書が320点を他の2項目と比較をして割合が高いです。千葉工業は調査書135点に対して面接が90点もあります。松戸向陽も調査書185点に対して、面接が100点あり、面接重視型と言えるかと思います。
また、審議対象となる欠席日数も微妙に異なる高校があります。我孫子高校と松戸向陽は、3年間の欠席日数が20日以上あると審議対象になってしまいます。
選抜方向は、各高校とも同じで、「調査書の得点」、「面接の得点」及び「各高等学校において別に定める検査(作文)の得点」を全て合計した
る
「総得点」により順位をつけ、選抜のための資料を慎重に審議しながら、第2次募集の募集人員までを入学許
可候補者とす
となっており、定員数までの順位をつけった上で、資料を見ながら決めていくようです。
冒頭に書きましたように、今年は、1倍を超える高校が3高(成東高校 普通科、犢橋高校、船橋二和高校)ありますので、これらの方式を用いて合格が審査されることになるかと思います。船橋二和高校は、1名だけが不合格になるというなんともいえない状況でありますが、それもまた人生というものなのでしょうか。
(2023/3/19 17時追記:3月15日に発表された合格者数について、ブロクを書きました)